29人の参加者でリハビリ室は超満員。
最初に小荒講師より太極拳の歴史、意味などを勉強しました。
その後、基本動作を一つづつ教えていただきました。
心身一如の精神、呼吸や気の流れを大切にして、流れるように動き続ける動作など、太極拳の底に流れる精神性は漢方と相通じるものがあります。
次に、一連の動きを先生のお手本を見ながら通してやってみました。
ゆったりとしたダンスのようで、なかなか細かい指先まで気が回りませんが、だんだんさまになってきました。
ゆっくりとした動きなのに、しっとり汗をかいて、なによりカラダも心も大らかになったような感じがします。
参加者には脳梗塞後遺症、パーキンソン病、腰痛や膝関節症など、筋骨格系にさまざまな不具合のある方もいらっしゃり、年齢層も20代から80代と様々です。
全員がそれぞれのカラダの調子に合わせて取り入れることができるのは太極拳のよさであり、かつ無理なく楽しめるのが印象的でした。
最後に、リクエストにこたえて先生が模範演技を披露。うっとりしながら見せていただきました。
参加者の中には習ってみたいと興味を持った方が何人もいらっしゃいました。
詳しくはクリニック受付までお問い合わせください。
小荒先生、参加者のみなさま、楽しいひとときをありがとうございました。
また近いうちに企画したいと思います。