<ホルター心電図検査について>

―動悸や息切れ、脈の乱れ、胸痛などがある方はご相談くださいー

ホルター心電図検査は、日常生活の心電図を記録するために、丸1日(24時間)かけて実施します。
心臓に関わる症状としては、動悸・息切れ・胸痛などがあります。心臓に異常があると心電図検査においてリズムや波形の異常を確認することができます。
正常な心臓は1分間に約60~90回、一定のリズムで規則正しく動いています。これが異常に速く動いたり、遅く動いたり、不規則に動いたりすることをまとめて不整脈といいます。
不整脈は、正常なからだでも起きるほうっておいてもよい不整脈と、命に関わる危険な不整脈まで様々です。
受診時の心電図検査でこれらの異常がみつかれば、素早い診断につながりますが、約30秒間の心電図検査では、異常を見つけられないことも多いです。

ホルター心電図検査は、電極を胸部につけたまま小さな機械をご自宅に持ち帰っていただきます。
そして、入浴や食事など日常生活を行う中で、症状があるとき、あるいはない時の心電図の状態を確認したり、不整脈や狭心症を確認することを可能にします。
これまでは、当院に機械がなかったため、他院での検査をご紹介してきました。

今回ご用意できるホルター心電図は、従来の型と異なり入浴が可能、かつ大変小型になった新型で、日常生活での制限がより少なくなっております。
動悸や息切れ、脈の乱れ、胸痛などがある方は、通常の検査に加えて、ホルター心電図検査をお勧めします。

詳しくはスタッフにお尋ねください。